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結婚式の撮影 撮って出しエンドロール


結婚式新郎の生花ブートニア

いつの頃からか、結婚式の最中に、もう少し正確に言えば、披露宴のお開き時に
ホテルや結婚式会場備え付けの大きなスクリーンに、教会での挙式や披露宴前半
の模様を撮影したビデオを目にすることが多くなった。

当日撮ったものをその日、‏披露宴のお開き時に上映するので、『撮って出しエン
ドロール』とか呼ばれる。これってビデオの記録メディアがテープからメモリー
カードのファイルに変わった頃からだと思う。

標準的な披露宴は、もちろんホテルや結婚式場によって様々だろうが、大凡2時
間から2時間30分くらい。披露宴出席者が多い場合は3時間。これが披露宴の標準
的な長さかと思う。

この『撮って出しエンドロールビデオ』。
撮影内容が教会式や人前式の挙式部分だけなら、編集に3時間くらいかけること
ができる。

人前式なら短くて15分くらい、教会式なら長くても25分くらい。
これを上映時間3分から5分くらいのDVDビデオにまとめる。
これなら編集にも凝ることができて、編集時の不具合やDVDディスクの再生不良
も検証することができる。

これが少し欲張って、披露宴前半、お色直しで新郎新婦が中座するまでとなると
編集にかけることができる時間が短くなる。撮影時間は挙式部分だけと比較すれ
ば、倍以上、時には3倍の90分を超えるまでになってしまう。編集にかけられる
時間は1時間少し。

撮影時間は3倍。編集時間は3分の1。
作業内容や作業密度は単純計算9倍。

『撮って出しエンドロールビデオ』は2つの技量・技術が要求される。
ひとつは写真やビデオ(動画)の撮影技術。
もうひとつは、ビデオ(動画)の編集能力。

だから、撮って出しエンドロールビデオを新郎新婦さんが注文すると、2人の人
間が披露宴会場に入ることがある。ひとりは撮影者(カメラマン)。もうひと
りはパソコンでビデオを編集する人。

2人で撮って出しエンドロールを作った場合の優位性はどこにあるのか?
それは、それぞれが自分の仕事に専念できること。
カメラマンは撮ることに。
編集者はパソコンでの編集作業に。
カメラマンが撮影中であっても、編集者は関係なくパソコン作業に専念できる。

これがカメラマンと編集者兼任なら、どうなるのか?
撮影中は撮影に専念しないといけないので、パソコンでの編集作業が進まない。
反対にパソコンでの編集作業中は新規の撮影ができない。

結論から言えば、兼任者の利点は人件費を安く済ませることができるだけ?
制作費を安く抑えることができるだけ?
いえいえ、利点はそれだけではありません。
撮影者と編集者が兼任なら、無駄がありません。
なぜなら撮影者(カメラマン)はこんな風に編集する、こんな風に仕上げる、
というビデオ完成イメージが頭にある為、無駄な撮影をすることがありません。

音楽にしても、写真にしても、ビデオにしても、自分の頭の中にあるイメージを
他の人に伝えるのは難しいことです。撮影者(カメラマン)と編集者が同一人
物で兼任なら、この難しい曖昧な面倒な工程を省くことができます。

挙式だけなら長くても30分。
挙式と披露宴前半なら60分から90分くらい。
これを3分から5分にまとめる。
まとめる(編集する)ということは、もう少し作業内容を細かく言えば、不要
な部分をカットする、切り捨てるということ。撮影時間が長ければ長いほど、
不要部分も多くなる。編集作業の効率を上げるには、最初から不要な部分は撮
影しない。これに尽きる。

話しを単純化する為に大袈裟な仮定をすると・・・
90分撮って3分にまとめる(編集する)のと、5分撮って3分にまとめる場合の作
業効率は?
答えは簡単!
5分撮って、それを3分のDVDビデオに仕上げる方が作業効率が良い。

どうして効率良い撮影ができるのか?
それは今までに1000組以上の結婚式や披露宴を見てきたから、撮ってきたから。
撮影者(カメラマン)とパソコン編集者が同一人物(兼任)なので、自分のイ
メージだけに素直に従えばいいから。

気になる?当方の『撮って出しエンドロールビデオ』の料金は?
挙式だけなら40000円(税別)
挙式+披露宴前半なら50000円(税別)


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